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オイル総交換

今回の整備もほぼ終わりに近づいて

あまり過去に手入れされていないクルマだけに

エアコンの不調も予想されたので

リキッドタンク(リキタン)は新品に交換です。

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キチンと真空引きして、コンプレッサーオイルを継ぎ足し、ガスを入れます。

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デファレンシャルギア(デフギア)のオイルも交換!!

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車両後方にオイルの注入口があります。

デフオイル油量ってどうこではかるのか?

この注入口から溢れるところが適正量となります。

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ATFもフィルターと共に交換!!

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コンバーター内に残ったATFもドレンを外して抜き取りです。

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ジョイントディスク(コンパニオンプレート)もチェック!!

前後ともOKでした。

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ブレーキサポートはややお疲れ気味でしたが、予算の関係で次回に (^^

ブレーキサポートは写真中央付近の四角いパネル(ボルト4本で留められている)からロアアームへ伸びているパーツです。


このブレーキサポートがヘタってくると、ブレーキを踏むたび 「ギッ」と鳴きだします。

フロントタイヤの前後方向の加重を支えているパーツです。

300SEの時には、一人でチャレンジして どえりゃ~苦労して交換しました。

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フューエルポンプは下側に並ぶ2本の筒状もの
フューエルフィルターは、その上にあるやや太目の筒
フューエルアキュムレーターは、f昼高田のビルホールがつながっている左上のパーツです。


この整備後、アイドリング中のブルブル現象の際にフィルターは交換しました。
その時、フィルターに息を噴き込んでも出口からエアーが出ないほどの目詰まりでした。
息を吹き込む時は要注意ですよ! 出口からはガソリンが・・・
吹き込んだ息を少しでも吸い込むと酷く咽返ります! (経験者は語る)

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最近、どうやらフューエルアキュムがやられてきているようです。

エンジン始動時のクランキングが長い時間必要となることがあります。
始動時の燃圧のを蓄えてくれているのがこのアキュムです。



写真に撮れていない作業もあります。
 ・ブレーキフリュード交換
 ・エンジンオイル交換
これでほとんどオイルを交換した事になります。



今この様に写真で紹介すると簡単、短時間に思えますが・・・

20時にクルマをリフトでUPして

夜食を食べ

日付が変わる頃には、妙~なテンションになり

3時ごろには、訳の分からない言動・・・

朝日が昇る頃には、寒さに凍え

8時過ぎ、ようやく作業が完了!!



クルマ馬鹿が集まっての騒動はいい思い出です。


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コイルバネ ショックアブソーバーの交換

前回ご紹介した足回りの整備の際

同時並行でショックアブソーバーをビルシュタインのショトストーローク

バネをH&Rのダウンサスという組み合わせで取り替えました。

下の写真が交換したパーツ

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リアシートの背もたれを外すと、リアのショックアブソーバーの上部取り付け部分にアクセスできるようになります。

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実は私のSE フロントフェンダーとタイヤの間に拳2つほども入るほど浮いて

リアは指指が2本入る程度・・・

明らかにケツダレ状態 

しかも先代300SEに比べてロールが大きい

そこで浅はかな私は少しローダウンしてやろうと・・・

コレが今日まで私を悩ませることは露知らず



取り外した従来のバネとH&Rのバネ そして左下が純正のアブソーバー

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ショックアブソーバーとコイルバネを取り外した状態のロアアーム

写真右側にある白いプラスティック製のL時のものがスタビライザーリンク(スタビリンク)です。


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こちらがアッパーマウントにシムが入った状態

P1000091-22.jpg


この写真でシム(黒いゴム)に2本ひげがあることが確認できます。

コレはシムの厚みを示しています。

≪参考≫

フロントシム

1本: 8mm
2本:13mm
3本:18mm
4本:23mm


リアシム

1本:9.5mm
2本:14mm
3本:19mm

となっています。

若干の車高の調整ならばシム交換で対応可能です。

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右下に見える箱が、スプリングコンプレッサーの箱です。

当時はこの様にブログなど書くつもりも無かったので

ましてや、自分で作業を行いながらであったので必要な写真が撮れていない!!

今になって悔やまれます。

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リアはコイルバネの中にショックアブソバーが通っていますが

フロントは別々に配置されていますので、交換は容易です。


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このビルシュタインのショートストーロークと
H&Rのダウンサスの組み合わせ
ダメです!!  ×です!!



組み付けた当初から下がりすぎました。  特にリアは・・・
その弊害として、4人乗車ではリアタイヤがフェンダーに干渉する!!
(普段夫婦二人での乗車では気付かなかったのですが、つい最近4人乗車して気付いた。 遅い!!)


そして、現在もまだこの沈みが進化している・・・
どんどんと短足に
最近では駐車場のスロープでお腹をするほど

ナンデ オヤジがスロープで抱蛇行運転をせねばならないのか!


全ては愚かな私の選択でした  ( トホホ・・・



純正のバネに戻そう!!

フロントは、ちょいとカットして

懲りてないかも・・・


そのときにはスプリングコンプレサーの写真 忘れずに撮っておきます。
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足廻りの整備

右ロアーアームのブーツ、タイロットエンドのブーツ、ほとんど全滅!!

ブーツ切れまくりの私のSE これじゃ~車検も通らない

と言う訳で行なった大整備です。

 (プロの方からすれば大したことでは無いはず・・・)

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勿論左側も・・・

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写真中央のやや「く」の字に曲がっているのが捨てリングギアボックスから伸びるアーム(数字が刻印されているやつ)

そのアームから左に伸びるのがタイロッド

右に伸びているのがセンターロッドです。


ハンドルを切ると、ギアボックスを介してアームが左右に動きます。

その力をタイヤに伝えるのがタイロッドとセンターロッドです。

(これロッドが折れる車ありましたね、ハンドルを切っても曲がらない、ノーコン状態になります)

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真っ黒な汚い手が触れているものがアイドラーです。

このアームの根元のブッシュもついでに交換です。

アイドラーアームブッシュがヘタると、

右車輪の固定点がぶれるため、ハンドルの遊びが増える様な感覚になります。


写真真ん中の黒い棒が、ステアリングダンパーです。

これはSEを手に入れてすぐ交換してます。

そのときにブーツの切れは気付いていたのですが、しばらくは見て見ぬ振りをしていた私

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フロントナックルを外すため、ブレ効きゃ利パーを取り外します。

2本ブラーンとしているコードがパッドセンサーです。

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ナットを緩め

タイロッドエンドにセパレーターを噛まし

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セパレターを締め込んでゆくと・・・

バッキン~~~~

凄い音とともに外れます。

初めてこの作業をした時、やっちまった~ 壊れた~ と思いました。


何度か経験しても、この音にビビッてしまう私です。

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これだけの作業ですので、私一人では出来ません!!

頼もしい助っ人を頼んで、ピットを借りて、夜なべ作業です。

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アッパーアームのブーツも切れていたので要交換です。

アッパーアームのグリスもヘタっていました。

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ここまでやるならば

ついでにアッパーアームも新品にすればよかったと後悔です。


下の写真で針金が掛かっているのが、フロントのスタビライザーバーです。

本当は、この付け根に見えるスタビライザーブッシュも交換したかったのですが

左側のブッシュ交換には、ブレーキのマスターバックまで取り外さなければならない様なので諦めました。

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アッパーアームのジョイントに新しいブーツが付いて

徐々に交換が進んでゆきます。

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ブーツの交換と同時並行で、ショックアブソーバーとバネを交換

この交換なら私一人でも出来る!! (偉そうに言うことではないのだが・・・)

しかし、この交換は後々私を悩ませる事になるとは、この時は思いもしなかった。

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ブレーキダストも洗浄された、奇麗なナックルにも新たなブーツが装着され組みつけが進められてゆきました。

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取り外されたブレーキローター

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「ここまでやらせるなら、ベアリングのリッペアキットも用意しておけば~~~」

と言われ始めて気付いた私・・・

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ベアリングも奇麗に洗浄され

「意外にベアリングの状態は悪くないね~」とい言われ ホッとする私です。


ベアリングにグリスを詰めている作業です。

手のひらにグリスをのせ、ベアリングの中にまで完全にグリスがいきわたる様にします。

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そして組み付け

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見事な手際です

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ハブの締め付けはこの作業の中でも最も重要となります。

締めすぎると、転がり抵抗が大きくなり過ぎ

締め付けが甘いと、ハブがぐらつく原因となるからです。

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ビシッと調整されたSEの転がりはスムーズです。

この後タイヤを履かせ、手でタイヤ回した時にはその違い解りました。

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※ パーツ名、表記が正しくない場合があるかともいますので、お気付きの方はコメント下さい。
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Author:takeoff
私の愛車 メルセデス ベンツ W126 500SEのトラブル対策奮闘記であります。いかんせん1990年式という古いクルマです。オーナーは更に30年近い旧式人間でが・・・  何が起きてもおかしくない! そんな現実のレポートです。

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