餅は餅屋へ
過日、W126仲間のS氏から
「高速道路を走行中、特定の速度でハンドルがぶれるのですよ~」
と言う相談があったので

少しその経緯を詳しくご説明しますと
タイヤを新品に交換したが、そのタイヤはモニターとして無料だったそうで
でも、どうにも乗り心地が良くなく、その上ぶれた。
次に新品のミシュランに交換。
しかし、特定の高速走行中にブレが生じる。
交換は、もちろんタイヤショップで行われたそうですが
何度タイヤバランスを取っても結果は同じ。
困り果て、修理屋さんに相談したところ
ステアリング関係のガタかハブベアリングのガタではないかと・・・
そんな時点で相談されたので
足回りに関しては私の知る限りピカ一の腕を持つ
MGT (Maintenace Garage Takayama) の高山社長の所へご相談に伺いました。
オーナーのS氏と試乗してピットでジャッキアップ
ガタを見て回るが異常は無い。
ハブの遊びもない。
これまでS氏が行ってきた整備は、間違いなく正しく行われて来たようである。
今回の特定速度のブレに関して
原因となる可能性としては
・ショックのヘタリ?
もしくは・・・・・

高山社長により4輪とも脱着が行われ
その日は作業終了。
見積りを頼み帰路へ

翌日、S氏から電話を頂き
「完全に直ってしまいました(^^) 」
実は、4輪とも脱着の際
スタッドボルトを締め付ける作業に隠された事実がありました。
的確にホイールにセンターが出るように
締め付けを数回にわたり締め込んでゆく!!
通常だと、ある程度まで手でボルトを閉め込んで
インパクトレンチで ガッガッガッ!!
そして、トルクレンチで規定トルクまで締めこむ。
ところが高山社長
ホイールを取り付けると
全て手で締めて行く。
しかも、数回に分けてテーパーを利用して
極力芯が出るように締め付けてゆくのです。
たったそれだけで、ホイールの芯が出て
ハンドルのブレは見事に解消となったのです。
一口の整備と言っても
・エンジンの得意な工場
・ミッションの得意な工場
・足回りが得意な工場
あるのですね~
改めて感心しました!!
料理にも、和食もあれば中華やフレンチがあるように
それぞれに適した料理人に依頼するのが1番のようです (^^)
足回りの相談ならば
MGT (Maintenace Garage Takayama) の高山社長ですよ!!
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