パワーウィンドレギュレーター交換
W126乗りならば見慣れたドアの内張り。
今回は、パワーウィンドレギュレターとインナードアノブの交換です。
パワーウィンドを上げると閉まりきる際に「バッキン!」
なんとも嫌な音が生じていました。

ドアノブはこの通り下がって。。。
まずは、ドアノブの裏のプラスティック製のカバーを薄いマイナスドライバーで持ち上げ抜きます。
すると枠を止めているプラスねじが見えます。
花形ワッシャが入っていなれば、過去に適当な作業がなされていなかった証拠 (^^)

パワーシートの操作ノブは内張り剥がしなどで起こせば取れます。
周囲のパネルに傷をつけないようにご用心です。

中央の太い筒に嵌められているCリングを抜き取ります。
これスゴク重要です!
このリングがないとパワーシートスイッチのパネルがパカパカします。

パワーシート側のパネルを持ち上げ抜き取りますと
ドアノブ側がフリーになるので
肘掛の頭のねじを抜き取ります。

肘掛は、合計3点のねじで止められています。
クーペの場合、肘掛のねじを取った後に後ろにスライドさせることで抜けます。

この飾り金具を取り外し

サッシュに付いているこのネジを外して

コレ! これを取らないと内張り抜けません (^^/

でっ 最後はカーテシランプを抜いて

ドアの後端を上に持ち上げるようにスライドさせ後ろ側の爪を抜き
続いて前方を持ち上げるようにしながら
ドアノブの切り欠き部分を手前に引くとアッサリと外れてくれます。

コレがウェザーストリップに噛んでいる爪
正常ならばセダンの場合 5つあるはず。
クーペの場合??? 記憶が曖昧です。。。

外した時に、よ~~~く爪の長さを確認しておいて下さい。
長いのと短いのがあります。
入れるべき順序 判りますよね~
でも、私が最近見るW126の(特にセダン)3台に1台はまともに内張りが付けられていない。。。
国産車の様にクリップで止められていると思い、内張り剥がしで酷いことになっていたクルマも・・・

余談ですが、このプラナットがウッドパネルを止めています。

ビニールシートを剥がすと
レギュレーターとご対面です (^^

窓を上下してみると

アレレ、、、
ナットが穴から脱落???
内張りが無いから、びっくりするほどの音です。

本来のレギュレーターは、このようにプラの台座があってネジ止めされているのですが

台座が隙間に転がって・・・

広がってしまった穴のままボルトを取り付けると・・・ ダメ!
仕方なくワッシャを入れて
窓を上下してみると
閉まる間際に凄い力がレギュレータにかかり
レギュレーターに捻りが加わります。
鉄板の強度・剛性が落ちた?
レギュレーターを保持するためにタイラップで補強 (^^
これで「バッキン!」は解消しましたが
本当ならば、ボルト止めしている箇所に補強を入れたかった。。。
でも、構造的にきびしい。
妙案をお持ちの方が居られましたら、是非ご教授を (^^)

インナーのドアノブです。

赤丸の2箇所でネジ止めされているので
こちらの交換は簡単ですよ!

取り外した逆の手順で組み付けてOK!!

内張りに浮きが無いようチェックしてね!
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