お盆休み最終日 昼過ぎに1本の電話
「わいぱーモーターが焼きついたみたいで・・・・・」
「そんじゃ 今から来てみたら? 予備あるから・・・」
我ながら、ナンデこんなパーツの予備があるのか。。。
今回は、ワイパーモーターの交換方法です!!
必要なものは
・中古のワイパーモーター(完動品)
・チョイトした工具
あとは、暑さにめげない根性だけです。
それと副次的トラブルが発生しても錯乱状態にならない冷静さ。
サクッとバラして、汚れを取り除く (簡単に言えばお掃除)
W126の室内への空気取り入れ口は、写真向かって左側
ココのホコリや砂が溜まると
フレッシュエア導入のはずが、そうでなくなる!

カバーも綺麗に水洗いして

このカバー
新品だといくらすると思います?
値段を聞いて驚いた!!
確かに単なるプラスティックではなく
アルミのパンチングパネルを使用している部分がある。
手の込んだ創りですよね~

ついでだから、、、
エンジンルームの枯葉も
この作業が後の悲劇を生む事になるとは夢にも思わなかったのですが。。。
バッテリーを降ろして、トレイを外し
(このトレイは、オーナーさんが塗装し直しています)

掃除機で、ホコリや葉っぱを吸い取り
エアーブローして、また吸引
こんな作業を数回繰り返してようやく葉っぱが出てこなくなり
水を入れて、排水状態のチェック

現在頼むとこんなタイプのブローバイガスのホースが出てくるそうです。
W126仲間、皆さんマメに部品交換されていることに改めて感心する私です。

2つのワイパーモーターユニット
上が私が隠し持っていた完動品の中古
下がこの車についていたモノ。
リンクの部分が脱臼しており
このためモーターに過負荷がかかり、焼損したようです。
余談ですが、このモーターが焼け付くと室内へ なんとも言えないイヤ~な臭いが導入される事になります。

積み替え終了!!
動作チェック OK!!
でっ
カバーを取り付けてから。。。

アチャ~~~
メグロ製作所特製のエアコンフィルターを交換装着するのを忘れていた。
コレじゃダメ!!
もう一度ばらして交換
真新しいフィルターを取り付け
コレで完成!!!
やった~~~ (^^) (^^)

ところが、問題発生!
たいした問題ではないが、エンジンが回らない!?
オブジェとしては完成度が高いが
道具としては、誠に不本意な状態となってしまった。
フューエルポンプが回っていない事が直ぐに判明。
リレーだろう。
我がSEを持ってきて、問題のリレーを交換してみてるが
リレーそのものはなんとも無い。
念のため、ポンプに電源を直結してみると
勢いよく回る。
オーナーさんには焦りの表情が・・・
あちらこちらと電話を掛けて
配線図を持っているメグロさんから情報を聞き出すと
リレー端子に上電が来ているとのこと。
しかし、テスターを当てても動通のある回路は無し!
最悪の自体を想定して
イグニッションONで動通する回路を見出して
応急措置を施してみると
(リレー端子87に12Vを印加てやる)
見事復活!!
しかし、肝心の原因が判らない為
組み上げたものを再々度バラしてチェック
原因不明のまま時間だけが虚しく過ぎてゆく。。。


とっ そこに、ダイアモンドブルーの560SELが登場!!
メグロ大明神に説明するオーナーの絵

持ってきていただいた配線図をたどり
バッテリーのトレイで配線を押し潰したことなども想定してチェックするが?????
そして、配線をたどりながら、、、
アレ?
メグロさんが緩んだままのナットを発見してくれました。
バーッテリーターミナルを外す際に、オーナーさんが緩めたナットが原因だった。
普通このターミナルを外す時、右側のナットを緩めない。
外したのはオーナーさん
取り付けたのは私
私のチェックミスで、、、
締め付けてみたら、1発始動する。

お盆休み最終日 23時までのトラブル奮闘? です。
お粗末さまでした。



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