これから5回ぐらいの記事になると思いますが
私の本業であるみがき屋Grade-UPのお客様で
300SEのオーナー様が
500SEに乗り換えられたお話となります。
中古車を選ぶところからお付き合いさせて頂きましたので
この先、W126に乗ってみたいと思う方には参考になるかと思います。

89年式 500SE アストラルシルバー ( astral silver metallic :735 )
外装は、乗りっぱなしの感がある。
内装は、純正シートカバーのおかげでシートコンデションは悪くない。
但し、ダッシュボードなどは汚れている。
装備品も、スペアキーなどを除けば揃っている。

メーター表示の走行距離と実走行距離と比較してみる。
何処を見るのか?
まずはブレーキペダルです。
同じ車種を見比べていると
ペダルの踏み換えによる 磨り減り方に違いが生じます。
異常に磨り減っていればメーター改ざんを疑います。
ペダルのゴム交換が疑われるような場合も同じ。
次に、ウィンカーレバーの磨り減り方もチェックします。
勿論、メーター本体の状態もチェックすることぬかり無く・・・

このクルマはスタッドレスタイヤが履かされていましたが
トランクには純正ホイールにノーマルタイヤが4本入っていた。

エンジンルームのチェック
・オイルの滲み
・クーラントの漏れ
無用な改造などないことを調べます。
エンジンを掛けてみて
・冷間時の始動性
・回転状態
・振動
などをチェック。
この500SEの要交換部品は
・エンジンマウント&ダンパー
・ブレーキフリュード(キャリパーオーバーホールを踏まえて)
・ベルト類全て
・パワステオイル
・エアーフィルター
この辺りは年式が年式なので仕方のないところです。

試乗させてもらい
・エンジンの拭け上がりと安定性
・ミッションの繋がり
・走行安定性
・異音
五感によるチェック。
合わせて、全ての動作機能が動作するか?
この時点で、この500SEを信頼出来るまともなクルマとするのに
おおよそ25~30万円程度の予算が必要なこと。
内外装の仕上げに少々手間が掛かること。
タイヤは、即交換必要なこと。
内装には異常な取り付け跡は無いが、
外装では、塗り替えされたパネルがあること。
以上の事をオーナー様にお伝えした上で、購入するか否か ご検討いただく事となりました。
ご予算の観点から
求めるものの違いから
これは同じ1台のクルマを選ぶにおいて
大きな差となります。
今回のオーナー様が求めておられものをしっかりと把握した上で
アドバイスするのが私の役目。
実用車としての500SEのパワーを求められているオーナーさん
これならばOKとの事で
後日連絡を頂きました。
続きは後日・・・
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