ここ2週間ほどでクーラーの効きが弱くなって・・・
詳しく聞いてみると
朝や夕方はバッチリ効くのだが
昼間 渋滞にはまってしまうと効かないんですよ~
こんな相談が2件たて続いてW126仲間からありましたので
まずはクーラーの構造
判り易い説明をしていただいているサイトがありましたので
別ウィンドを開いていただければ (^^
エアコンの原理と仕組み解説のコンデンサーは、ボンネットを開けると電動ファン(オグジュアリーファン)のすぐ後ろにあります。

この電動ファンは、レシーバー(リキッドタンク)の脇に付いている
赤 もしくは 緑のセンサー(スイッチ)により動作(低速回転)を行っています。
エアコンがONになり、冷媒圧力が上昇し一定値を超えると
ファンスイッチがONとなり
ブォォォ~~~と電動ファンが回転します。
※W126では、電動ファンは低速&高速の2段階で制御されています。
低速はエアコンの冷媒圧力、高速は水温センサーにより起動します。
リキッドタンクは、ボンネットを開けると
右側ヘッドライトの裏側にあります。

この電動ファンが回っていますか?
電動ファンが回っていなければ
コンデンサーのすぐ後ろに控えているラジエーターの熱を受けて
冷媒が冷えない = クーラーの効きが低下
となります。
実は私の500SEも先ほどご説明した赤もしくは緑のファンセンサーがダメで
バイパス回路を設けてファンを強制回転させています。
こんな配線を作って、ファンセンサーの結線に割り込ませるだけ (^^
イグニッションがONになると有無を言わせず電動ファンは回転します。

このバイパスで問題が解決したならば
原因はファンスイッチ!!
早々に交換したらよいものですが
ファンスイッチを交換するとなりますと
ガスを抜かなければならない。。。
ついでにリキッドタンク(レシーバードライヤー そう!乾燥器の役目もしてくれています)も交換したいところ。
ガス 5本
ファンスイッチ 1個
リキッドタンク 1個
工賃
結構な金額となります。
原因がファンスイッチだけなので
昨年から冬場を除いて、バイパスで凌いでいます。
この日の気温は 外気温度計で37℃
2~3分ほど1500rpmを維持すると
噴出し温度はこの通りです。(16℃ 5.5の表示は風速です。)
ガスを抜くのが勿体無い ご理解いただけますでしょ~ (^^

近日手元に来る予定の560SELがあるのですが
この車両の冷媒が134aが使われています。
私、暑がりなので立ち上がりの悪い134aが嫌い
せめてエアコンのガスだけでもエコで効きの良い
ハイドロカーボン(Cold12)に交換しようと思っていますので
その記事は後日・・・
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