500SE仲間からラジエーターから水が漏れるようになって・・・
そんな相談から急遽部品を手配して交換作業のお手伝いです。
ラジエーター上部から確かに水が漏れています。

アッパーホースからも・・・

一番手前のホースはA/Cコンプレッーサーへつながる配管である事を確認してもらい
ATクーラーホース2本とロアホース、サブタンクへと繋がるホースを外します。

このチョイト手の入りづらい処にあるのがサーモスタット
10mmのコマにエクステンションを繋いで繋いで
オルタネーターの裏からしか届かない裏側のボルトも取り外します。
※オルタのB端子(+側)に触れるとショートするので注意です!

3本の10mmボルトを抜くとサーモとご対面 (^^
ジグルピンの位置が多少ずれています。
このジグルピンはLLCを入れる際の空気抜きのためでもあり
LLCを入れた後は、圧力を逃がすためのものと聞いています。
このピンが下だとエアーが噛んでしまうのは当然と言う事に。

新品のサーモスタット

ファンシュラウドもLLCが伝った跡が残っているので
キレイにしましょう (^^/

交換するラジエーターは、ホースの接続部分に金属パイプが入った対策品です。

取り外したラジエーターには、金属が無いでしょ~
私のラジエーターはココから破断!!
参考 ラジエーター交換

ホースも新品

クリップも新品交換

新旧のラジエーターを並べてみると
どれほど汚れているか!
一目瞭然ですよね~

LLCを希釈して入れて完成!!
エアー抜きは、左右のバンクの後ろに19mmのボルトがあります。
そして、1ピンの水温計
これらを緩めてエアーを抜きます。

外気温計36℃を示す中
ワザと電動ファンが回らないようにして
走ってみると水温計はほぼ100℃でピタリと止まり
その後上昇する気配はナシ!
電動ファンが回るようにすると
90℃付近で安定。
これでオk年の厳しい残暑もクーラーもバッチリ効いて
水温計と睨めっこせず
快適なドライブが楽しめるはずです。
今回の作業でATクーラーホースが弱っていたのを発見!!
ラジエーターを積み替えるときは事前にココも点検しておけばよかった。。。
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