W126の取り回しに関しての質問を頂いたので、、、
まずは直進状態のタイヤです。

左に目一杯切った状態。

左に目一杯切った状態。

左右で舵角に差があること
そして
旋回する内側のタイヤが大きく傾く事が見ていただけたかと思います。
これがこのデカイボディーでありながら旋回半径が意外と小さい理由です。
前から見ると



この機構は、ターニングラジアスと呼ばれ、前輪に常に適切な切れ角を持たせることで
左右の切れ角は内側に大きく、外側に若干小さい切れ角となるようにされています。
私、過去にボルボ740に乗っていたことがあり
740は曲がらなかった!!
アスファルトに砂でも乗っていようなものならば
ハンドルを切っても、曲がらないほど・・・・・
タイヤが傾かない為 クランクは苦手なクルマでした。
またも数字で妄想!!
SE 全長 5.02m 最小回転半径は5.7m
SEL 全長 5.16m 最小回転半径は5.8m
SEC 全長 4.935m 最小回転半径は5.5m
ちなみに
W140ロング 全長 5.22m 最小回転半径は5.9m
W220ロング 全長 5.165m 最小回転半径は5.6m
W221ロング 全長 5.32m 最小回転半径は6.0m
比較がわかり易いように
ゼロクラウン 全長 4.84m 最小回転半径は5.2m
レクサス600LH 全長 5.18m 最小回転半径は5.9m
アコード(現行) 全長 4.73m 最小回転半径は5.7m (FFだから・・・)
実は最小回転半径とは、その車の前輪外側のタイヤが回れる最小半径のことなので
タイヤからフロントバンパーまでの距離あるために
実際はそれより大回りになります。
そして、
短いフロントオーバーハングとラウンドしたフロント形状のお陰で
W126は思った以上に取り回しがイイのです (^^


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