一昨日の夜
熊本に転勤のために東京を離れたW126仲間のM氏から珍しく電話があり
「出先でエンジンが掛からない事あり、何度かクランキングを行なうとスターする」
こんな症状を起こす560SEL
過去の記事を参考にされて
「もしかすると、コンピューターの不具合?」
そう言われたが断定できません。
翌日、車の脇から電話を頂き
「今日は掛かりますね~」
コンピューターとアイドルスピードリレーの品番を聞かせてもらい一旦電話を切ると・・・
「今、エンジンが掛からなくなってしまった!」
「燃料ポンプ回っている?」
「一人だから解からない」
あっ! そうだ 彼の車は長かった。。。
トラスコのリムジンなので、周囲の音で燃料ポンプの音が聞き取りづらいのか・・・
「燃料ポンプを直結しちゃおうか~」
燃料ポンプリレーにチョイト細工をしてもらい装着すると
「燃料ポンプが回ってないよ~~~!!」
これでエンジンが始動できない原因が判明!!
「ハンマーかドライバーの柄で、燃料ポンプを引っ叩いてみて」
「オッオッ! 回った!!!」

燃料ポンプがヘタって来るとこんな症状が出ます。
最近、W126の燃料系の不具合が多く見受けられます。
燃料ポンプの不具合 そして ホースの劣化
この二つの不具合は見逃せない箇所であることは皆様もよくよくご存知のはず。
燃料ポンプが回らないだけならば良いのですが
燃料漏れは危険です!
下の写真は別の友人の560SELのフューエルポンプユニットです。
この車の場合、車庫で燃料が漏れ漏れ!
水溜り状態にまでなったのです。
漏れていたのは燃料ポンプ本体から、、、
アトミックでの修理風景です。

EPCよりフューエルポンプユニットを
5が燃料ポンプ(2基あります。A003 091 53 01)
20がフュールフィルター(A002 477 13 01)
26がフューエルアキュムレーター(A000 476 09 21)
71、92、101が燃料が通っているホースです。(A126 470 16 75,A126 476 30 26,A126 470 40 75)
↓ クリックすれば拡大されるはずです。

そして、もう一つホースがあります。
32がそれとなります。(A126 470 41 75)

この作業は燃料タンクの燃料を全て抜き取って行なう作業ですので
同じやるならば一気にやるべき作業です。
W126 最終型でも20年前のクルマです。
点検すべきところがあります。
本来の乗り味を取り戻す。
決して容易なことではありませんが
同じW126に乗るならば・・・
私がオススメ出来る整備屋さんです。
パーツのみの購入も出来ますので便利ですよ~!!

ちなみに値段は
・フューエルポンプ 22000円×2個
・フューエルフィルター 5600円
・フューエルアキュムレーター 26100円
・ホース(4本) 15880円
・ショートパーツ 3000円
・工賃 25000円
全ての人に理解してもらえるクルマではないと思うW126。
しかし、一度乗るとその魅力に執り付かれてしまうクルマ。
自分だけの世界かも知れないが
其れも良しとすれば・・・
私の好きなこの方のように
※パーツナンバーに誤りが無いとは言えませんので自己責任で確認してくださいね!ココからは秘密の会話です。 読まないで下さいね!
M氏へ
昨日例のブツ 発送させていただきました。
その中にアレも入れておきましたので
交換後に現在のユニットを送り返してもらってもいいですか (^^//
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